FRONTIER


本記事は、掲載時点のものです。社名は旧社名となっております。

日英の絆は、その歴史と共に益々強化されています。 日本企業による英国への工場や支社の設立数は欧州最大です。 また規制緩和に伴って日本進出の英国企業が増えています。 「フロンティア」では、日本進出を果たしたばかりの企業や 日本での市場拡大に向け本格的な活動を開始した企業等、 正にフロンティア精神で頑張っている英国企業を紹介していきます。
「自動車消火器で安全と安心」

タッド社は、6年前に日本で初めて車用消火器の総輸入元としてスタートし、
カーオーナーからの認識度が高まり堅実に販売実績を上げています。

株式会社 タッド・コーポレーション
代表取締役 田中 一誠

―貴社の説明をして下さい。

 田中:当社は6年前に、ファイヤー・マスター社の自動車用消火器の日本総代理店として設立しました。 設立と同時に、「ファイヤー・マスター消火器」の記者発表を英国大使館で行い、多くの関係記者に 参加頂き嬉しい驚きでした。ファイヤー社は、自動車消火器の生産で40年の実績があります。 英国ロールス・ロイスをはじめ世界の自動車メーカーが同社製品を純正消火器として採用しています。
 
 

―それでは、「ファイヤー・マスター消火器」の説明をして下さい。

 田中:先ほどもご説明したように、40年の生産実績を持ち、世界の自動車の純正品に採用されています。 日本での販売当初は、「自動車用消火器は車のイメージダウン」と言うメーカーや、 「需要の無い商品」等の否定的な意見が多く、販路の開拓に苦労しました。 その後、車用品量販店が「ファイヤー・マスター」を取上げて頂き、また、98年秋の 「英国モーターショー」での出展販売で知名度を高めました。製品の特徴は使用した場合、周囲にダメージを与える程度が少ないことです。 自動車という高温、振動等の過酷な環境でも安心して設置できます。 日本では消防関係の法規により、「ファイヤー・マスター」を消火器と言う範疇で販売する場合には、 個々の製品検査が必要なため大変な作業が必要になります。そのため消火器ではなく、ユーザーが 法律で所持を義務づけられている以外の任意に購入する安全用具として販売させてもらっています。
 
 

―今後の展開について教えて下さい。

 田中:車両関係の火事の多さを考えれば(年間7,800件)、車に消火器があった方がいいはずです。 また、実際にはその十倍の火災があると思われます。 海外では、車消火器の認知度は高いので、日本でもより多くの方にその必要性を分かって頂ければ幸いです。 現に、展示会に出展して来場者から「こんな製品を探していた」、「デザインと機能がマッチしている」等の ご意見を頂き、今後の展開が楽しみです。

 ―どうもありがとうございました。


株式会社ファイヤーマスタージャパン
〒166―0016
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